


過去に「補修工事」を数回行っているが、雨漏りが再発したので屋根診断を行ってほしいとのご連絡を頂きました。
これまでに行った「補修工事」の内容は…
①屋根の塗装工事(防水工事として) お客様のお話では工事後に雨漏り回数が増加。
②明り取り周辺のコーキング打ち(雨水の侵入口を塞ぐ)お客様のお話では大きな変化(修繕効果)はなかったた。
結果としてご報告しましたが、どちらも「雨漏りを止める事は出来なかった」訳ですが、その理由としてお客様にお答えしたのが
①塗装工事は美観のためであり、そもそも防水工事で区分ではありません。さらに言えばですが「厚くても0.5㍉程度の塗膜で屋根基材の重ね部を途切れることなく被覆することは出来ない」
「縁切り」とは、スレート瓦の屋根塗装の際に、瓦の重なる部分の隙間を塗料で塞がらないようにする重要な作業。この隙間は、屋根に入り込んだ雨水の排水や湿気を逃がす通気口の役割を担う。もしこの隙間が塗料で塞がれてしまうと、雨水がスムーズに排出されなくなり、屋根の内部に毛細管現象や表面張力で水が溜まり、最終的には雨漏りの原因になることがある。
②コーキングによる処理、適切に行えば非常に効果的な防水工事となりますが、今回で言えば「ガラス枠部分のみ」にコーキング施工の痕跡がありましたが、
残念なことに、工事(主に雨漏り対応)経験の未熟な方が担当になってしまったのでしょう…的外れな施工でした。





今ある平板スレート屋根材を撤去し、明り取り周辺の屋根下地を「目視」で確認、明り取りを一度分解しガルバリウム鋼板を加工し取付し新しい防水機構の取付を行いました。
新しい屋根材として使用したのは株式会社LIXILのT・ルーフシリーズの「モダンN」。特性として左右のどちらからでも施工可能であり、明り取りのような設置物がある屋根と相性が良いからです。
何故かというと、屋根材は構造状どうしても「重ね部」が発生します。この重ね部は明り取りや谷板金の「排水機構部」上では固定処理が行えなくなるからです。
固定が行えないと言う事は、風の影響を受けて雨が侵入しやすくなるなど様々な悪影響が発生しやすくなるからです
そのことを事前に思案して屋根を施工しろ!と先輩や工事の師匠に口酸っぱく言われました💦

実際に工事を行ったのは6月中でしたが、2025年7月10日の降雨量が100㍉を超えた記録的豪雨でも勿論何の異常も発生せず、当たり前のことですが今回も良い工事ができたなと思いました。
今回の施工日数は屋根以外の付帯工事も非常に多く4週間ほどかかりましたが
①足場設置解体 : 2日間
②屋根工事(既存屋根材撤去・板金加工含む) : 8日間
屋根工事自体は合計10日間で終える事が出来ました。


工事に自信があるからこそ、長期の安心をお約束します。施工後に万が一不具合が発生した場合でも、最長10年間の自社保証で無償対応いたします。お客様の暮らしをしっかりと見守ります。


製品にも長期保証がついて、さらに安心。使用する屋根材や外壁材には、メーカー独自の保証が付く製品もあります。最長30年のメーカー保証で、施工後も長く守られます。


万が一、工事に欠陥があった場合でも、リフォーム瑕疵(かし)保険により保証されます。保険は国土交通大臣指定の第三者機関によるもので、お客様にとって強い安心材料となります。




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そんな誤解を少しでもなくすために、当社の加盟するトータルリフォームネットで小冊子を作成しました。
塗装をご検討中の方や、業者選びをこれからされる方には、ぜひ一度目を通していただきたい内容です。
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