





風の強い雨の日の翌日、「屋根から大きな音がして金属が落ちてきた」とのご連絡を頂き、屋根に登ると写真の様に棟板金が外れていました。
通常だと1回の雨程度では、ここまで棟下地木材が変色してしまう事はありせん。
恐らく随分前から棟板金の継ぎ手などから雨水が継続的に侵入していたのだと思います。固定に使用するスクリューネイルも手で引っ張れる程の引抜力しかありませんでし
た。いずれにしても、ここまでよく耐えてくれました。
どうしても屋根勾配の「緩い」鉄板瓦棒屋根では、このような事例が発生しやすいですね。






残っている棟板金を撤去すると、やはり雨水の侵入形跡がありました。
大事な3つのポイント
①下地木材は厚みのあるものを使用する
下地木材の再利用ができないのは言うまでもなく、新しく杉貫板の「15ミリ厚」を棟下地として使用します。(既存は12ミリ厚でした)
これは、新規棟板金は側面から固定する際に「厚みがないと木材が裂けてしまい、ビスの引抜値が下がってしまうから」です。
どれだけ良いビスを使用しても、固定先がスカスカでは意味がありません
②下地木材の継ぎ手は必ずズラす
これは施工される方によって意見が分かれると思いますが、弊社では必ず行っています。
理由として、「端部」はどうしても強度が低くなりやすい傾向があるからです。
もちろん材料のロスが多く出ますが職人が安心できない施工方法をお客様に引き渡すわけにはいきません。
③固定にはビス釘を使用、更に木が裂けない様に下穴を開けてから固定
これは②に内容が似ますが、直接ビス釘を木材に打ち込むと大抵の場合裂けます。
手間が2倍必要だし、棟板金を被せたら隠れる部分です。
だからこそ、シッカリと手を抜いてはいけないと考えています。
(些細な事で楽をすると、それが当たり前になってしまいますから)


側面にビス固定を行うと棟下地が痛み同じ症状が発生するのかもしれないのが不安。というご意見から今回は棟板金の「ツバ」部分で固定を行いました。
今回の工事日数は1日でした。


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