カーテンの汚れは、嫌なニオイやカビ,ダニの発生原因となります。冬が来る前のこの時期にすっきり、カーテンの洗濯術をご紹介します。
忘れがちなカーテンのお手入れ
◎カーテンの洗濯頻度は
お部屋の掃除はこまめにしていても、忘れてしまいがちなカーテンのお手入れ。砂ぼこりや花粉、台所の油汚れや調理中の煙も付着し、部屋のニオイの一因となることがあります。これからの季節は窓の結露によるカビやダニの発生源にも。
紫外線やカビで繊維が劣化するのを避け、カーテンを長持ちさせるためにも、半年に一度の洗濯をおすすめします。窓に近いレースのカーテンは汚れも多いのでこまめに洗濯しましょう。カーテンよりは薄地のため乾きも早く、こまめに洗濯することで、カビも発生しにくくなります。
◎必ず洗濯表示を確認
カーテンについている洗濯表示で洗濯機可、手洗い可を必ず確認します。他にも洗濯水流や温度表示にも注意してください。素材により使う洗剤も違うため、使用する洗剤の確認も忘れずに。
効果的なカーテンの洗濯方法
☆洗濯する前のひと手間
【ホコリを落とす】はたきや掃除機でおおまかにホコリを落としましょう。その際は生地を傷めないよう優しく扱います。
【カビの有無】カビが発生していたら、酵素系漂白剤とぬるま湯でつけおき洗いしましょう。この際も漂白剤を使用しても大丈夫か洗濯表示を確認してください。
☆からりとした晴天の日に
【カーテンフックは必ず外す】面倒でも必ずフックは外します。生地の破損原因となってしまいます。
【ドレープに従ってジャバラ状にたたむ】縦横それぞれをジャバラ状にたたみ、洗濯ネットに入れます。
【洗濯表示にある洗剤で】表示がない場合は中性洗剤で洗います。
【洗い終わったらすぐに干す】シワ予防のためにも脱水が終わったらすぐにフックを取付けカーテンレールに吊るします。
Vol.82 失敗しないローリングストック方法!
地震や台風などに備え、食品を備蓄し、食べた分だけを補充するローリングストック。無理なく続ける方法をご紹介します。
ローリングストックとは?
◎ローリングストックってなに?
災害用の非常食を備蓄するのではなく、日常的に食べている食品を少し多めに買い揃え、食べた分だけ、また新しいものを補充することで備蓄ができることをローリングストックといいます。
缶詰、レトルト食品、フリーズドライ食品など、普段から食べている食品がもしもの時の非常食となります。
◎食品だけでなく日用品も
日頃から防災グッズを用意している方も多いと思います。防災グッズ以外にも備蓄しておきたい日用品があります。
【必需品】トイレットペーパー、ウエットティッシュ、除菌クリーナー、乾電池、カセットボンベなど
【キッチン用品】ラップ、調理用ナイロン袋、ジッパー付き袋、大型ビニール袋など
【衛生用品】常備薬、使い捨てマスク、救急ばんそうこう、生理用品など
ローリングストックを続けるコツ
☆自分の好きな食べ物を
気付いたら賞味期限切れや、食べきれなかったなどがローリングストックを続けられない原因です。
うまく続けられるコツとして、普段から好んで食べているものを選びましょう。自分の好きなものなら賞味期限切れになりにくいでしょう。
☆管理のしやすい保存方法
【種類ごとに分ける】レトルト食品、乾麺、缶詰と種類ごとケースに立てて保存すると一目で何があるかがわかります。
【重いものは下に収納】お米や水など重いものはなるべく床に近い場所に保管しましょう。災害時の落下防止にもなります。
【賞味期限順に】備蓄の基本として賞味期限が近いものを必ず前が原則です。補充する時は必ず後ろに入れましょう。
Vol.81 夏こそ火を使わない簡単クッキング!
暑い夏の食事づくりは一苦労。電子レンジや炊飯器など調理器具を使い、火を使わず簡単にできる食事づくりをご紹介します。
電子レンジだけじゃない調理器具
◎火を使わない調理器具
夏の台所は暑さとの戦いです。なるべく火を使わず便利な調理器具を使い食事を作ってみませんか。
【電子レンジ】
お皿にラップを掛ける調理だけでなく、電子レンジ用調理器具も活用してみましょう。蒸し料理ができるシリコンスチーマー、肉や魚に焼き目がつくプレートなどもあります。電子レンジにはターンテーブルタイプとフラットタイプがあります。ターンテーブルは中央より外側に食材を置き、フラットタイプは中央に食材を置くとむらなく温まります。
【電気炊飯器】
炊飯器を使って調理する場合は調理、煮込メニューがあるものを使用しましょう。必ず最高量を守り、吹きこぼれやすい材料には注意が必要です。
【ホットプレート】
ホットプレートは家族で囲んで食事ができる便利な調理器具です。焼肉やお好み焼以外にも蓋を使えば蒸し料理も簡単にできます。
火を使わず時短で簡単レシピ
☆調理家電をフル活用
【下ごしらえ】
ラップをピッタリかけると温め直しのしっかり加熱、フワッとかければかぼちゃやジャガイモの下処理などの長時間加熱に適しています。
【揚げないコロッケ】
柔らかくしたジャガイモやカボチャに電子レンジで加熱したひき肉やタマネギ、ニンジンを混ぜて、油を吸わせて加熱したパン粉を上に掛ければサクサク食感のコロッケの完成です。
【炊飯器で作る夏野菜オムレツ】
アスパラガス、タマネギ、パプリカ、ベーコンを食べやすい大きさに切り分けます。卵を溶き粉チーズ、塩、コショウに野菜を混ぜ合わせオリーブオイルを塗った炊飯器で加熱します。
【ホットプレートで作る夏野菜カレー】
ホットプレートに今が旬の夏野菜や鶏肉を入れ炒め合わせます。夏野菜から出た水分でカレールーを溶かし、ミニトマトや串切りにしたトマトを添えると鮮やかな彩りだけではなくコクが出ておいしく仕上がります。
Vol.80 オーラルケアでお口の健康を保ちましょう!
在宅時間が長くなり、つい食べ物やお菓子などを食べてしまいます。食後のお口ケアで健康を保つ方法をご紹介します。
お口の健康を保つオーラルケア
◎オーラルケアとは
オーラルケアとは歯だけではなく口内全体の清潔、健康を保つことです。
口内の汚れから引き起こされる病気もあり、身体全体の健康を維持するためにも、口内を清潔に保つオーラルケアが大切です。
◎虫歯や歯周病以外の病気も
【虫歯・歯周病】歯についた汚れや食べかすが残ったままでは虫歯になってしまいます。歯周病は歯と歯ぐきの間に繁殖する細菌に感染し、歯の周りに炎症が起こる病気です。進行すると歯を失ってしまうこともあります。
【誤嚥性肺炎】口内が汚れていると、細菌が繁殖しやすくなり、その細菌が肺に入ってしまうと引き起される病気です。
【口臭】口内に食べかすが残っていると歯周病菌のガスや、舌に細菌が繁殖する舌苔が増えてしまい口臭の原因となります。
オーラルケアの種類とやり方
☆商品の種類と選び方
【デンタルフロス】デンタルフロスは細い繊維の束で、歯と歯の間に入れ、歯面に沿わせて上下に動かし汚れを取り除きます。
【歯間ブラシ】歯と歯の隙間に合ったサイズを選びましょう。大きいサイズを無理やり歯間に挿入すると歯肉を傷つけてしまいます。
【舌ブラシ】舌の上が白くなる舌苔を取り除くには舌ブラシを使います。舌を傷つけると逆効果のため力を入れず、1日1回までとします。
【デンタルリンス】液状のため口内全体に薬剤が浸透します。就寝前に行うのが効果的です。
☆歯医者さんで定期的な検診を
セルフオーラルケアも大切ですが、プロケアと呼ばれる定期健診も重要です。早期の虫歯発見や歯周病の原因となる歯石を取り除くことは、やはり定期健診で行ってもらいましょう。
Vol.79 ハーブのある生活で暮らしを豊かに!
春は、お店にたくさんのハーブが並ぶ季節です。育てるだけでなく、暮らしに取り入れる方法をご紹介します。
好きなハーブを手軽に栽培
◎プランターでも簡単栽培
この時期、たくさんのハーブが店頭に並びます。ハーブは小さなプランターでも、大きめのプランターでの寄せ植えも可能です。比較的病害虫に強い種類が多く、農薬を使用せず栽培できるので、花や香りを楽しみながら料理やお茶にと安心して活用できます。
◎育てやすく、使いやすいハーブ
【バジル】イタリア料理には欠かせないハーブです。暑さに強く、高温多湿でも育つので日当たりの良い場所に置きましょう。
【ミント】バジルと同じシソ科の植物で清涼感のある香りが特徴です。半日陰の場所を好み、水はけを良くします。
【ローズマリー】乾燥を好むため、日当たり、風通しが良い場所で、土が乾燥したら水をやります。青紫の小さな花が咲き、目も楽しませてくれます。
ハーブでおうち時間を楽しむ
☆料理やハーブティーで楽しむ
肉や魚にハーブで香りづけすれば、うま味が引き出されるだけでなく、臭い消しにもなります。ローズマリーやタイムなどが代表格です。
生のハーブをさっと洗い、手でちぎりティーポットに入れ、熱湯を注げばハーブティーができます。レモングラス、スペアミント、タイムなど2~3種類をブレンドしましょう。
料理の彩りや仕上げに使うと、見た目が引き立ちます。バジルやイタリアンパセリを飾ってみましょう。
☆入浴剤やポプリで楽しむ
ハーブはポプリや入浴剤として活用することもできます。タイムやレモングラスを乾燥させて自然の消臭剤や芳香剤として活用しましょう。
ハーブティーを作る要領でハーブを煮出します。それを濾してお風呂に入れればオリジナルの入浴剤となります。
Vol.78 きれいで使いやすい食器棚の整理術!
家での食事が増え、食器棚の使いづらさが気になりませんか。見た目もきれいで使いやすい食器棚の整理術をご紹介します。
まずは食器の選別作業から
◎食器棚から全部出す
食器棚の整理は、まず食器を全部取り出し全体量を知ることが大切です。余分な食器があるために使いたい時に取出しにくい、一回で取り出すことができないなど使いづらさを解消するためにも食器の量を把握します。
◎処分する基準とは
【1年間使わなかったか】
いつか使うかもしれない食器も使わなければ食器棚の邪魔ものとなってしまいます。この1年で使わなかったものは思い切って処分します。
【割れや欠け、使用感の高いもの】
ひびや欠けがあるもの、絵柄が薄れているなどの使用感が高いものは処分しましょう。
【食器の賞味期限】
子供が小さい時に使っていたプラスチックの食器、景品や引出物でもらった時期の過ぎたものなども処分の対象にします。
使いやすい、きれいに見えるコツ
☆使う頻度を最優先
毎日使うもの、週に数回、来客用など使う頻度の順序で毎日使うものから収納していきましょう。
【毎日使うもの】
目の高さから腰までのゴールデンゾーンの中段に収納します。手前に食器を重ねず、奥の取りにくいものは仕切り棚などで一段高くすると取りやすくなります。
【週に数回・大きく重いもの】
2番目に多く使う物や重い大皿などは下段で収納するのが安全です。
【来客用・年に数回】
普段使わない食器や来客用などは上段へ。
☆見た目のきれいさも重要
素材の質感が同じもの、同色や色が近いものをまとめる。透明なアクリル板を活用するなどでスッキリした見た目になります。見た目の美しさやスムーズな出し入れは食器棚の容量7~8割とされています。
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