生活通信 – 外壁塗装・屋根工事・オール電化・住まいリフォームは東京中野区の株式会社山野に

2017年生活通信

皆様の健やかな毎日にお役に立てるよう、季節にあわせた情報をピックアップしてみました。

Vol.53 長時間移動で注意、エコノミークラス症候群!

秋も深まり旅行に最適な季節。エコノミークラス症候群をご存じですか?旅行を快適に過ごすための予防と対策をご紹介します。

エコノミークラス症候群とは

◎エコノミークラス症候群の原因

文字通り飛行機のエコノミークラスで起こる病気だと思われがちです。ところが長時間の電車やバス・自動車でも起こり、別名旅行者血栓症とも呼ばれています。
長時間同じ姿勢で体を動かさないと血液の流れが悪くなります。特に機内や車内はエコノミー症候群乾燥しやすく水分が体内から失われ、血が固まりやすくなり、ひざの裏や太ももの奥にある静脈に血栓ができ、最悪の場合死にいたることのある危険な病気です。

◎主な症状

初期症状には異常に足が冷える、ふくらはぎの痛み、膝の裏の痛み、脚がしびれるなどがあります。
また、足にできた血栓が肺に詰まる肺塞栓症になると呼吸困難や胸の痛み、症状が重くなると失神状態となります。

エコノミークラス症候群の予防法

☆特に注意が必要な人

血栓ができやすい人とそうでない人がいるとされています。特に注意したいのが肥満の人、高齢者、身長が150㎝以下の人、生活習慣病や高血圧の人がかかりやすいとされています。静脈瘤を起こしたことがある人やカテーテル治療経験者も注意が必要です。

☆予防方法楽しい旅行

【足首を動かす】足首を伸ばしたり曲げたり、足首をゆっくり大きな円を描くように回します。
【つま先や足指を動かす】座ったままでつま先を上下に動かします。足指じゃんけんも効果的。
【ふくらはぎマッサージ】ふくらはぎ全体を叩き、その後手のひらで膝から足首をやさしくさすります。
【こまめな水分補給】最低1時間に1度は水分補給をしましょう。お茶やコーヒーは利尿作用があるため水やスポーツドリンクで。

Vol.52 乾物を使って新感覚お手軽料理!

昔ながらの乾物はビタミンやミネラルがたっぷり。食欲の秋、乾物を新感覚で簡単に使える調理法をご紹介します。

栄養とうま味たっぷりな保存食

◎栄養とうま味が凝縮

乾物は栄養とうま味が詰まった昔ながらの食材です。天日干しにより殺菌・消毒効果が高まり、香りやうま味、栄養素が増します。ビタミン・カルシウム・鉄などのミネラル、食物繊維など栄養素が濃縮され、栄養価が高くなることも知られています。椎茸
【切り干し大根】カルシウム、食物繊維
【干し椎茸】ビタミンD、食物繊維
【高野豆腐】カルシウム、アミノ酸
【ひじき】マグネシウム、鉄分

◎乾物の保存方法

保存が悪いと風味が落ち、カビや虫が発生します。湿気を嫌う乾物は、密閉できる容器に収納するのが基本。直射日光が当たらない風通しの良い場所に保存しましょう。

早くてお手軽な調理法

☆ヨーグルトでうま味アップ

基本は容器に乾物とヨーグルトを浸けて戻すだけ。水で戻すより栄養を無駄なく摂ることができます。分量は厳密に計量しなくても、まんべんなくヨーグルトがおおっていればOK。そのまま冷蔵庫で8時間程度戻します。
切り干し大根、干し椎茸、干しわかめなどは味付けなしでおいしく食べられます。乾物の料理ドライフルーツはさっぱりしたデザートに。

☆そのままで

干し椎茸はそのままスープやお味噌汁に入れるとうま味が増します。高野豆腐はおろし器ですりおろし、卵焼きやハンバーグのパン粉代わりに使えばジューシィでふっくらした仕上がりに。海藻類と椎茸、かつおぶしをミキサーにかけるだけでミネラルとうま味たっぷりな即席ふりかけができます。

Vol.51 油断できない「夏の冷え」対策!

これから夏本番の季節。夏だからこその「冷え」があります。油断大敵な「夏の冷え」対策をご紹介します。

身体を冷やす原因は

女性の冷え

◎女性は男性より冷えやすい

女性は体の熱を生む筋肉量が男性よりも少なく、脂肪が多い体質。脂肪は身体の内側からも外側からも温まりにくく、一度冷えると冷えをかかえこんでしまいます。

◎内臓の冷え

熱中症対策でこまめに水分補給する時は、なるべく常温の飲み物で摂るようにしましょう。冷たい飲み物はお腹を冷やし、血流が悪くなります。夏野菜は体の熱を下げてくれますが、生野菜ばかり食べていると体を冷やしてしまいます。

◎室内と室外の温度差

冷房の効いた室内と暑い室外を出入りすると、自律神経の働きが乱れやすくなります。そのため発汗や体温調節がうまく機能せず、冷え性を起こす原因に。

普段の暮らしでできることから

☆日常的に取り組める軽い運動

運動不足やストレスも冷えにつながる要因です。とにかく体を動かすことで血行は良くなり、症状は改善されます。
椅子に座ったまま太ももやつま先を上げ下げする運動や、肩やひじを上下に動かし回転させるだけのストレッチ、足指じゃんけんも効果的。「できることから」を毎日続けることが大切です。

冷えに入浴

☆暑い夏こそ湯船に

暑い時期、シャワーだけでは体の芯まで温まりません。簡単にお腹や体を温めるには湯船が一番。全身お湯につかると血管が広がり血液の循環もよくなります。
お湯の温度は38~40℃くらいで、15分程度ゆっくりつかりましょう。指先を動かすと血行促進にもなります。温度を上げてしまうと交感神経が高まり逆にリラックスできません。

Vol.50 歯間の健康、考えてみませんか!

6月4日は虫歯予防デー。歯磨きは十分でも、歯と歯の間は大丈夫?フロスや歯間ブラシを正しく使って虫歯予防を心がけましょう。

虫歯の原因となる歯間の汚れ

◎歯の隙間のよごれ

歯磨きはちゃんとしているのに、歯と歯の間に挟まった汚れはなかなか落ちないもの。食べかすや汚れが残っていると虫歯や口臭の原因にもなります。
歯の表面や裏側の汚れを落とすには歯ブラシが適していますが、歯と歯の間は歯ブラシが届きにくく、十分に磨けません。歯と歯の隙間汚れを落とすには歯ブラシだけでは不十分なのです。歯間ブラシ

◎何を使えばいいの

歯間ケア用品には、大きく分けるとデンタルフロスと歯間ブラシの2つがあります。歯間が狭い部分にはデンタルフロス、歯間が広い部分には歯間ブラシが原則です。部位に応じて使い分け、虫歯や歯周病予防をしましょう。

フロスや歯間ブラシの使い方

☆デンタルフロスデンタルフロス

デンタルフロスとは歯間の汚れを掃除する細い糸のこと。糸を棒に張ったタイプと巻いた糸を引き出して使うタイプがあります。初めて使う方には棒付タイプがおすすめです。
使い方は歯ぐきを傷つけないように歯と歯の間に通します。前後に動かしながら上下にずらし、歯の側面にフロスが滑るように動かし隙間から外します。

☆歯間ブラシ

歯間ブラシは自分に適したサイズを選ぶことが大切です。スムーズに挿入でき、動かせるものを。無理に歯間ブラシを挿入すると、歯や歯ぐきに負担をかけてしまいます。
使い方は歯間にブラシを入れ、やさしく前後に動かしましょう。上の歯は歯ぐきを傷つけないよう下向きに挿入し、下の歯は上向きに挿入すると良いでしょう。

Vol.49 脳の健康を維持する食事法!

普段の食事を少し配慮することで、脳卒中などを防ぐことができます。脳の健康に良い食事法をご紹介します。

脳の健康によいオメガ3脂肪酸

◎オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸とは青魚に含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)やエゴマなどの植物油に含まれているαリノレン酸など脂肪酸の総称です。鰹

◎オメガ3脂肪酸を多く含む食品

【魚】イワシ、サンマ、サバなどの青魚。マグロなら脂身の部分を。
【植物油】エゴマ、亜麻仁油、菜種油など。その他にクルミや豆類、緑黄色野菜にも多く含まれています。

◎血液サラサラ効果

DHAやEPAには、血中の脂質濃度を下げる働きがあります。
血液サラサラが保たれ、硬くなった脳の血管が柔軟にするとされます。中性脂肪の低下、高血圧予防、またダイエット効果の期待も。

日々の食事で改善を

☆野菜と一緒に

鰹のたたきと玉ネギやニンニク。玉ネギやニンニクには硫化アリルが含まれビタミンB1の吸収を促し、脳の働きを活性化すると言われるDHAなどが含まれています。
お刺身はエゴマなど植物油を掛けてカルパッチョ風に。抗酸化物質を含んだトマト、ホウレンソウ、カボチャ、たまねぎなど野菜と一緒に食べると一層効果が高まります。

☆魚は弱火で煮る料理

脂肪酸は高温加熱に弱いため、煮魚の調理は弱火で。その際、脂は煮汁に溶け出しますので一緒に食べましょう。

☆塩分過多に注意

魚を焼いたり煮魚にしたりする場合は塩分の摂り過ぎに気を付けましょう。焼魚の場合は焼く15分前に1%未満の塩をふります。煮魚の場合は煮詰めすぎず、仕上げに醤油を入れるなどの工夫で塩分は減らせます。

Vol.48 防ごう!冬場に多い着衣着火!

ガスコンロなどの火が衣服に燃え移ることを「着衣着火」といいます。冬に多く、その注意点と予防策をご紹介します。

着衣着火の原因

◎ガスコンロを使った調理中コンロ

特に調理中のガスコンロから起こる次のような事例が多いようです。
・コンロの鍋を移しかえたとき袖に火がついた。
・よそ見をしていたらコンロの火が袖に移った。

◎冬場の暖房器具から

「厚着のため、服にストーブの火がついたことに気付くのが遅れた」。直接炎が見えない電気ストーブでも油断は禁物、重症なやけどを負った例もあります。暖房器具に近づきすぎないよう、必ず距離をおいてください。

◎表面フラッシュ現象

わずかな炎の着火で短時間に衣類の表面を火が走る現象を「表面フラッシュ現象」と呼びます。綿、レーヨンなど生地の表面が毛羽だっている物を着用するときは特に注意が必要です。

着衣着火を防ぐためには

☆具体的な注意点

1.火を使う際は衣類の袖をまくる、裾の広がった服は着ないようにしましょう。
2.袖口に火が付くケースが多いので、調理するときは、燃えにくい防炎加工されているエプロンや腕カバーなど着用しましょう。着衣着火
3.ガスコンロの奥に調味料など、手に取る物を置くのはやめましょう。
4.新しく調理器具を購入するときは、電気式の調理器などを選ぶのも良いでしょう。
5.屋外で何かを燃やすときは、風のある日は着火しやすく、すぐに燃え広がり、たいへん危険で注意しましょう。

☆着衣着火がおきてしまったら

衣服に火が着いた場合は、手で消すことは困難です。すぐに水をかぶって消化してください。近くに水がない場合は、その場に転がり燃えているところを地面に押し付け消火してください。

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